エソラコトナリです。
ネットフリックスのオリジナルドラマ『13の理由』を1話だけ見ました。
期待を上回る面白さです。
自殺した女子高生の復讐劇
なにはともあれ予告篇をどうぞ。
ざっくり説明するとこんなお話。
- 女子高生のハンナが自分が自殺する理由をテープに録音していて
- そのテープが彼女に恋をしていた主人公クレイの元に届く
- テープを聴くことで彼女の死の理由が少しずつ明らかになっていく
彼女が遺した仕組みが面白いんです。
- 7本のカセットテープに1面ずつ、自殺した13の理由が録音されている
- テープが届くのは死の理由となった人達で、これがおそらく13人
- テープが届いたら最後まで聴いて、次の人に渡すというルール
- ルールを破ると、テープのダビングを持つ監視者が世間に公表してしまう
まるでチェーンメールのような仕組みですね。
「今度は私をみくびらないで」と語る彼女の復讐劇になっているんです。
目的は復讐だけ?
でもクレイは彼女に恋心を抱いていた純朴な青年。
ルールによれば彼自身も理由の一人になるんです。
最後に彼の本性が明らかになるバッド・エンドなんてのもあるんでしょうか?
エドワード・ノートンじゃないですからねぇ。ちょっと似てますけど。
もしかするとハンナの目的は復讐だけではないのかもしれません。
クレイに何か伝えたいことがあるんじゃないでしょうか。
カセットテープは7本で14面
13の理由を7本のカセットテープに収めた理由も気になります。
カセットテープにはA面、B面があるので7本ぜんぶで14面あるんです。
そうすると7本目のB面は空いてるわけですよ。
これが偶然なのか必然なのか。
いずれにせよ、このご時世にカセットテープを利用したことに興味が尽きないわけです。
と、ここまで書いてハッとしました。
クレイはその7本目のB面に登場するのかも。
当たってたら褒めてください。
13の理由が13回のドラマに
ところでネットフリックスのドラマは1シーズン13回になることが多いです。
これは日本のアニメもそうですが、週1回、四半期で放送される場合によく使われる回数。
ネットフリックスは放送ではなく配信なのでこの回数にこだわる必要はないんですが、業界のスタンダードなんでしょうね。
その13という数字にこの作品はぴったりとハマります。
1話につき1つの理由が明かされる。
この構成はとてもわかりやすく、また興味を引きやすいんですね。
毎回「次は誰?」って感じで見ることになりますから。
ドラマ化するために小説書いたんじゃねえの?と思ってしまうほど。
また「13」という数字は海外では忌み嫌われる数字です。
第1話を見た限りそれほどダークなイメージはないですが、この先どんな展開が待っているのか気になりますね〜。
ラジオで全話レビューすることにしたので、これから見る人はよければ一緒に。