映画レビュー:ネタバレオンリーで『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』について書くよ

 

エソラコトナリです。

今回は『インフィニティ・ウォー』の話。

 

何も言えねぇ…

MCU10年の集大成、IWを観てきました!

観終わった人はわかると思いますが、SNSには感想を一切書けません(涙

だから僕は映画が終わってアメコミバー「クロスオーバー」へ直行し、結果として命を救われた気持ちになりましたがそれはまた別のお話。

 

今回はネタバレオンリーでしか書けないので覚悟して読んでください。

ココから重要なネタバレを含みます。絶対に観てから読んでください!!!

 

キャラ!キャラ!キャラ!

何はともあれキャラクターです。

「アベンジャーズ」はMCUのクロスオーバーなので多くのキャラクターが登場して当然なんですが、その数が尋常じゃない。

パンフレットにピックアップされているものだけでも30キャラ。

もちろん名前もセリフもあるキャラクター(エムバクとか)はその倍、いや3倍くらいはいるかもしれません。

IWはその全てのキャラクターを見事に描き切っています。

マーベルはコミックにおいて「キャラクターの魅力をどう伝えるか」という作業を80年近く続けています。

そのノウハウを完全に映画にインストールしたと言えるんじゃないでしょうか。

ネトフリの台頭でドラマというフォーマットが映画と肩を並べつつある今、僕はキャラクターを描くのに2時間はすでに短すぎると思っています。

MCUのキャラクターには10年18本分の蓄積がある。

その蓄積を余すところなく活用し、キャラとキャラ、過去と現在を結びつけまくっているわけです。

ただ結びつけるだけでなく、張り巡らされた糸が美しいウェブになるようなイメージ。

これほど多くのキャラクターを多層的に味わえる映画はIWだけと言っていいでしょう!

 

主人公「サノス」

アメコミバー「クロスオーバー」でも多くの人がサノスが主人公の映画だったと言っていました。

僕もまったくの同感です。

キャラクターの魅力を描きまくっているIWの中でもサノスは最も魅力的なキャラとして描かれていました。

魅力的なヴィランというのはヒーロー側とは違う論理や倫理を微塵の疑いもなく遂行します。

大いなるヴィランには、大いなる正義が伴うわけです。

隣人を救うために宇宙を危険に晒してしまうヒーローたちと、宇宙を救うために隣人に関係なく無作為に殺すサノス。

どちらに正義があるかは簡単に決められないわけです。

事実サノスはその大虐殺によって星をいくつも救っているわけですからね。

恐ろしいまでの正義です。

さらに核心的なネタバレをします。改めて絶対に観てから読んでください!!!

 

グッドエンド?バッドエンド?

本作はそのサノスが最後に勝利するというあまりにも驚愕の結末を迎えます。

書いている今でさえトリハダが立ってしまうほど。

IWはアベンジャーズ3という位置づけですが、当初はアベンジャーズ3と4はIWのパート1・パート2だとアナウンスされていました。

それがどこかでアベンジャーズ3はIW、アベンジャーズ4はタイトル未定と修正されたわけですが、僕はこれにすっかり騙されたわけですね。

この辺りの情報を正確に追っていた人は今回の結末に少しは耐性を持っていたのかもしれません。

アメコミ原作を読んでいた人でさえ、まさか映画の最後に指パッチンを持ってこられるとは予想だにしていなかったと思います。

序盤なら「おお!やってくれた!」で済むところですが、2時間超えてあれをやられると「ルッソ兄弟…やりやがった…」というサノスの右フックばりの衝撃に変わります。

IWは #ガチ全滅 がハッシュタグとして使われていましたが正確には #ガチ半滅。

#ガチ全滅 したのはMCUファンの心でした。

この衝撃を表現するのに『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』を用いる人が多いようです。

圧倒的な力を持つ敵に対して敗北するところで終わるところが共通しているからでしょう。

でもIWが帝国の逆襲と異なるのはサノスが仕事を終えているところです。

原作にも登場する自分の農場に帰ったサノスのやり遂げた表情。あんなヴィランは過去に類を見ません。

サノスの映画としてはこれ以上ないグッドエンド。僕らMCUファンとしてこれ以上ないバッドエンド。

アベンジャーズ4を観るまではどちらも決められないわけですから、これは農場エンドとして保留しておくのがベターでしょう。

 

謎解きはエンドロールのあとで

そんな衝撃の結末を経てエンドロールが流れるのを見ながら僕は夢でも見てるんじゃないかってくらい放心状態でした。

エンドロール後に実は30分くらい続きが始まるんじゃないかと期待してしまうほど。

それと同時にもしかすると今回はエンドロール後の映像がないのかもと思い始めました。

ルッソ兄弟よ、頼むから何か救いを見せてくれと祈るように待っている中でとうとう登場したニック・フューリーがあえなくマリア・ヒルとともに塵に。

ルッソ、てめぇらの血は(略

でもホントに最後の最後で登場したエンブレムが唯一の希望なんですね。

あれこそがキャプテン・マーベルを表すもの。

来年3月公開の『キャプテン・マーベル』への伏線が貼られたわけです。

僕は彼女の物語はMCUの次の10年をはじめる『アイアンマン』的なポジションの映画だと思っていました。

それが最初の10年を引き継ぐどころか完全に唯一の希望になってしまいました。

いったい彼女はどんな存在なのか。現在何をしているのか。

彼女の存在が劇中にあのキャラが言っていた重要なセリフに関係していると思われるんですが、続きはラジオで深掘りしますのでお楽しみに!

 

※ラジオ公開しました!
キャプテン・マーベルと今後のMCUについてたっぷり深掘りしていますのでぜひ聴いてください!

ネタバレオンリーで『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』とその後の話をするよ