エソラコトナリです。
東京コミコン2018、行ってきました!
文句なしに最高でした!って言いたいところなんですが言えません。
帰りの新幹線の中でフツフツと湧き上がるこの気持ち…
モヤる。
今回はなぜこんなにモヤモヤするのか整理してみます。
撮影ベルトコンベアー
スペシャルゲストとの撮影会、とにかく時間が短いんです。
僕は去年身をもって知りましたが今年もお変わりなかったようで。
挨拶して、撮影して、握手しながらお礼を伝える。
こんな風にイメージしてましたが、あるのは撮影の時間のみですね。
ベルトコンベアーに載せられた商品のように次々と生産されていく夢、夢、夢…
その短い時間を何とか素晴らしいものにしようとゲストもファンも趣向を凝らします。
過剰とも言えるファンサービスを見せてくれたエズラ・ミラーが運営と揉めた?
なんて噂もありますが、火のないところに煙は立ちませんからね。
全てはこの時間の短さが問題の根底にあります。
シークレット当日券
あまりの人気で瞬殺されたトム・ヒドルストンの撮影チケット。
当日券を求めて多くの人が参加することが予想されましたが、運営は事前にはっきりと案内をしていました。
これは素晴らしいことだと思います。
#東京コミコン2018
トム・ヒドルストン氏のチケットは完売となっております。
当日券の販売はございません。— TokyoComicCon 東京コミコン (@TokyoComicCon) November 29, 2018
が、当日券を出しちゃいました。
しかもかなりお粗末なやり方で。
トムヒの当日券
最終ギリの時間に20枚限定。しかし
『SNSへ乗せるな!』
『ここにいる人限定!!』
『はい貴方!はい貴方!どう!どう!』とファンへの告知はゼロ。
載せようものなら怒鳴る始末。こんなアンフェアーなやり方ではなく
もっとフェアーな対応をお願いします。#トムヒドルストン pic.twitter.com/bSie2vnQd1— Sunao Ozutsumi (@sunao1838) December 2, 2018
売りさばき方がダフ屋のそれとなんら変わりがないですね…とにかく品がない。
どうやらトムヒの当日券を求めて列は形成されていたらしいんです。
彼らに情報は提供されたんでしょうか?
公式の案内を信じて参加を断念した人にはどう説明するんでしょうか?
アーティストアレイ監獄
アーティストアレイは去年に比べてめちゃくちゃ狭くなってました。
とにかく通路が狭すぎて移動もままならない状態。
それぞれのアーティストが支払うテーブル代は倍増して10万円とか言われているのにも関わらずです。
狭いだけでなく、入場口から最も遠くに配置されたうえにすぐ隣では爆音ライブ。
アーティストの一人、エリック・チェンはこんなツイートもしています。
https://twitter.com/ericwjchen/status/1068724431223119872
アーティストもファンも狭さと爆音に耐えながらの交流。
まさに監獄のようでした。
そんな悲惨な状況に加えてアーティストアレイの公式Twitterは開催中3日間音沙汰なし。
最終日にはライブドローイングバトルなんかもあって大盛況だったんですけどね…
全ては回転率のために
共通して見えてくるのは客の回転率しか見ていない運営のスタンスです。
すべてにおいて「回転率>満足度」なんです。
撮影はとにかく早く、多く回して時間を浮かせ、当日券をばらまく。
アーティストアレイは回転率を上げようがないのでスペースを最小限に抑えつつ、場所代をがっつり確保。
そりゃビジネスなので理解はできるんですが、あまりにも極端なんですよ。
おそらくこれは改善されるどころか来年もますます顕著になるでしょう。
だってそれで儲かっているなら変える必要がないんですから。
僕らにできるのはそうした運営を理解して戦略を立てること。
ゲストやアーティスト、それぞれのファンの満足度が最大限になるにはどうすれば良いか。
運営が考えないなら僕ら参加者が考えるしかないですからね。
来年もなるべく考えて行動して、僕も最大限楽しみながら誰かの満足度を上げれるといいなと思います。